12月2日(土)晴天 吟行地・・和光、銀座三越・出世地蔵、銀座コマツ三輪神社、四丁目界隈
佐藤博子 文責
参加者 : 天野小石・内村恭子・岡崎志昴女・佐藤博子・佐藤律子・染葉三枝子・高橋紀美子・松浦泰子・松山芳彦・室明 (五十音順)
句 会 : 投句・・吟行句2句以上含む5句 選句・・5句
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次回も、ネット句会ご参加の皆様と、オフ句会をご一緒出来る日を楽しみにしております。
吟行を考えていらっしゃる皆様に、今回の銀座情報がお役に立つことが出来れば幸いです。
福永法弘 作品
常盤木に枝を差し入れ冬紅葉 |
天野小石 |
内村恭子 鎌鼬銀座の路地を棲み家とし 飾り窓に雪女待つ雪男 |
岡崎志昂女 ビアンカのピザ一片を残す冬 和光より鳩居堂へと冬陽かな |
佐藤博子 |
佐藤律子 天空の鳥居を抜けて師走風 冬空に音高高とヘリコプター |
染葉三枝子 街角の花屋にブーケ姫りんご 留守がちの街の交番室の花 |
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髙橋紀美子 深裂の磐座囲み梛冴ゆる ミルク粥に牡蠣の丸まる母の膳 |
松浦泰子 寒の水供へ地蔵のお前立 冬晴や空中回廊ビルからビル |
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松山芳彦 林檎入りブーケの中の冬薔薇 師走朝バス停急ぐ靴の音 |
室 明 角井筒梢の冬芽鋭く映す 傍の児に声を掛けつつ藁仕事 |
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以上 |
2045年には、AI(人工知能)が人類の知能を超えると予測されています。 AIはどんな未来をもたらすのでしょうか。
冬のウインドウには、寒冷地で働くロボット達が登場します。
彼らは雪深い森でクリスマスの飾り付けを行なっていますが、どうも様子がおかしいことに気がつきます。
雪に覆われた大樹と思われたものは、どうやら雪男の脚のようなのです!
AIを搭載したロボットたちも人間のよう時には慌てたり、失敗したりと、ユニークな存在であるように願いたいものです。
アートディレクター:武蔵 淳
銀座出世地蔵尊奉賛会によれば、銀座三越(三越銀座店)の屋上の銀座出世地蔵尊は、明治初め、三十間堀から「出世」したといい、地元の鳶職(とびしょく)が銀座4丁目3番地辺(現在の4丁目7番地)の空地へ安置したところ、信心篤い人達が花や団子を供え参詣するようになりました。
三十間堀(現在の銀座4丁目10番地付近)で掘り起こされ道端に置かれていたお地蔵様を、1968年に銀座三越屋上に安置。路上から百貨店の屋上まで上り詰めたということから「出世地蔵」と呼ばれるようになりました。出世のご利益があると言われ、銀座散策やお買物の際に多くの方が参拝に訪れています。
清々しい空気を吸い込んで、ほっとひと息つける新たな「天空神社」。
ギンザコマツには、西館7階から外階段を上ったところに屋上庭園があります。
お社は、屋上庭園の構成を考えたうえ、天子南面(皇帝、天皇などは南に面して立つ)のならいに従って、屋上敷地の北側に磐座(いわくら)を配置し、大神神社の3つの鳥居を模した鳥居を造りました。神域と人間の住む俗界を区別する結界の意味を持つ鳥居には、伊勢の遷宮にも使用される樹齢300年になる御獄山の木曾檜(ヒノキ)を用い、大神神社が三輪山そのものを御神体とするのと同様に、鳥居の背面には磐座を囲むように梛(ナギ)、榊(サカキ)、木斛(モッコク)などを植えています。
南面は、南方を守護するといわれる朱雀(すざく)が守り神となることから、竹林に棲み、桐の実を食べて生きるといわれた鳳凰の故事にならい、孟宗竹と桐を配し、参道にあたる部分は、三和土(たたき)に最もよいとされる京都伏見の「深草土」を使用、昔ながらの工法で、地元、泰明小学校の児童たちとともに造り上げています。
またその参道の手前東側には、手水舎として、京都「五山の送り火」で知られる大文字山の太閤石で井桁の形に組んだ角井筒を備えました。井戸の両側には、水を浄化する作用があるといわれる紅梅と、ギンザコマツを営む小坂家の家紋でもある梶(カジ)の木を植えています。
屋上に神社を有する商業ビルは多々ありますが、ギンザコマツの「天空神社」は、空に開かれた屋上で、さまざまな植物を愛でながら小休止していただける場として、また銀座という街に立ち寄った際に、都会の真ん中に居ながらふっと気持ちが清められるようなスポットとして、みなさまにお立ち寄りいただける場となることを願っています。
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